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あと胸腹パーツ、脚パーツ、尾パーツ


とりあえず全71工程でできた。
 
現在の品種改良されたニワトリの原種の一つとされる野鶏(ヤケイ)の一種です。

このニワトリをヘッドパーツとして、4枚の正方形から、不足部分を補うというコンセプトではなく、1枚折りではどうひっくり返っても限界となる"色の数"を達成するための複合作品として制作しました。

紙はカラペラピスを全色である4色とも使っています。


これをまたちょっと弄ってました。
構造的にも技術的にもデザイン的にも特別新しいことはやっていません。

Twitterで画像を流しながら開発していたシマリスが一応の完成を迎えたので、まとめます。



まず試作1匹目。発想としては、難易度の非常に高いシマリスの背中の模様をインサイドアウトで出す。そしてその目的を達成するために複数枚を使うということと、以前から試してみたかった重ね折りを合わせて実践するというものでした。
この段階ではブック型の向きに二枚。且つ、尻尾を出すために内側の紙を後ろにずらして、まとめてみたものがこちらです。



試作2匹目。ほぼ1匹目の折り直しですが、なんとか顔が可愛くならないかと努力しました。
しかしどうにもこの方法では可愛くなりそうもないので、考えを少し変えてみたのが次のもの。



3匹目。これがうまくいきました。
内側の紙を対角線で使うという発想で、尻尾の幅がなくなるのを懸念していましたが、気にしたほどその影響は出ず、逆に顔に回した紙が良い効果を出しました。まあ、この顔に固まるまで相当紙を弄ったので、ボロボロになっていますがw




5匹目。この間にほぼ同じものをもう一匹作って試しています。
後ろ脚と耳を改修したもので、この段階で最後の問題は尻尾の短さでした。



6匹目。二枚重ねで、且つそれらの紙を「まとめて折る必然はない」というところから、尻尾の根本の位置を変えたことで目的の尾を長くすることに成功しました。
ので、次で本折りです。




 

というわけで、このような形にまとまりました。
この2枚重ねで且つそれぞれの対称軸が異なるという手法は、あまり使われていないものではないかと思います(使う場面が実践でどれくらいあるのかわかりませんが)。
かなりトントン拍子で上手いこと進んでくれた上に、考えていた目的がほぼ全て達成できた良い例になりました。
どの作品もこれくらい良い流れで創れたらいいなーと思いますが、中々そう上手くはいかないものです。




アオスジアゲハのような模様を出せるシンプルな造形の蝶です。
カドを折り込む深さや形で模様が変化します。




いろんなバリエーションが楽しめるかわいいきのこ達です。


これで4枚組です。
複合という技法を、モデルを簡単にする方向ではなく、使える色の限界値を増やすという方法で使用してみる試み。
一部糊付けが必要。
ちなみに配色モデルはベニコンゴウ。



紙の枚数を1枚足して色数を増やし、糊付けなしで組み立てられるように改良したのがこちら。
とりあえず普通の折り紙用紙を重ねて表裏の色を変えています。

現状ここまでですが、この分野をもう少し開拓していきたいと思っています。
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