さて、どれくらい覚えているものかな。
17日(金)
初日朝。荷物運び等の手伝いのため、はうすに8:30集合。このとき既に4人ほどJOASホールで待機していた。こういときにパワーを使わないでいつ使うんだ!と折り紙界では珍しい体育界系nao君を酷使して荷物を車に運び、会場である東洋大学には徒歩で向かう。途中猫がいつも沢山いる神社を通って、見つけた猫に荒ぶる鷹のポーズをしたら逃げられる。
会場は一号館。主に二階で全体会室は俺もよく授業で使っている部屋だ。ここに到着した荷物を運び込んで、次に袋詰め作業。紙袋に配布される折り紙を詰めていく。時間は覚えていないがこのとき既に会場に到着する一般客もいた。
紙袋作業の次は受付の名札係をやることになった。受付に来た人の名札を50音順になったダンボールから探すわけだが、最初は数が多いので四人がかりでも結構大変。ちなみに俺の他にやっていたのはkawachoさん、nhさん、むらき君。並んでいる人の中に知っている顔を見つけると早めに名札を出しておくわけだが、よくよく考えてみると折り紙界だけで名前を知らない人を含めると知り合いが50人とか、もっといるんじゃないだろうかと思う。これはすごいことなんじゃなかろうか。
総会の時間に昼食に行く。学食でラーメンセットAを食べる新世代。人数が多いからさながら部室が貰えなかったサークルが学食で活動をしているかのようだ。
その後も全体会室で受付があるので少し早めに戻り、次は講演会だ。
最初は小松さんのJOAS図書館の話。まあ、JOAS図書館の説明と宣伝かな。かなり前から構想があったことには驚いた。ちなみに自分は使った事は無い。
次はJoan Homewood氏のBOSに関する話。正直歴史に興味が無いのでここで少し寝かせて頂いた。
最後にManuel Silgo氏の講演。最初は自分の折り紙の手法とかを説明していたけど、途中からネット上のいろんな人の作品の写真をスライドするだけに、全部見たことあるやつだったので個人的にはもう少し内容が欲しかった。
終了後は宿だ。これがメインと言ってもあながち間違いではない。若手14人で宿まで向かう。電車組と歩き組に分かれ、俺は電車組で宿へ向かった。宿に着いた時間が早かったので、夕飯の時間になるまでゆったりと折り紙したり話したり。ゼニガメ男爵さんがカラペ初折りらしいので、そのアルミの裏打ちを皆で眺める。俺はその邪魔をして怒られる。
飯時になったので宿のおばちゃんに聞いて14人で入れそうな店を聞き、そちらへ向かう。その方向は毎度御馴染みとまとラーメンがある方向だったのだが、とまとラーメンはもう無いと聞いていたので、せめてどうなったのか確認しようと思ったのだが見つからなかった。
聞いていた店は思いの他値段が高かったので、そのすぐ近くの店に入ることに。ハンバーグうめえ。食べ終わるとコーヒーが一杯貰える店だった。店員「ホットとアイス、どちらになさいますか?」全員「アイスで」
暑かったのだ。男共10人以上詰まって座っていたから。コーヒーに入れるものとその量に好みがあるわけだが、nao君のコーヒーはシロップが飽和していた気がする。
夜。あまり遅くまでやりすぎると次の日に徹折りが不可能になってしまうので頑張り過ぎないように自重。俺のウォークマンを男爵さんの持ってきたスピーカーに繋ぎ、適当に音楽を流しつつ折り紙に浸かる。男爵さんは展示用のコレットを折りながら「カラペすげえ」「カラペすげえ」と呪文のように唱え続けていたw俺はジェイソン・クーのイルカを折るが、吉野作品の如くズレが発生しやすい作品で、折りの綺麗じゃない俺にはちょっと難しかった。そして次にシルゴのバイオリンムシを15cmホイルで折る。しかもカラーホイルで通常ホイルよりもほんの少し暑い紙なのだが、その選択がいけなかった。今思えば死亡フラグだったのだ。まあ展開図を見ればわかることだが、すごい不要領域のある作品なので覚悟はしていたのだが。途中から奇声とシルゴへの文句を発しながら折り進めていく。最後の工程で発狂しつつ握力をフルに使って仕上げた。
ちなみこいつはシルゴの展示スペースにあったバイオリンムシの隣にさりげなく置いておくというテロ活動を行うことを決めた。
そんな楽しい夜も更け、早くリタイアする人もいたがAM2:30くらいで終了。