二日目
18日(土)
この日も受付の係があるので目覚ましを7:30にセットしておいた。受付は9:00からだからそれでも時間的には充分間に合うが、何故か皆起床したのは6:30くらいだった。原因は寝る前に寒いからとエアコンを弱めた性で寝苦しかったから、だと思う。半分寝ぼけながらも用意をする。俺の予定ではこの日は小さめの箱に適当に作品を詰めてもっていくつもりだったのだが、初日に作品展示が無かったために、そのままの箱で移動するしかなかったのだった。まあ、もともと箱を移すのが面倒でそのまま持っていきそうな気はしていたけど。
初日は宿まで歩きだったが、多少体力が回復していたため、会場まで歩いて行くことに。皆歩くスピードがバラバラなのが印象的だった。特にkawachoとMさん歩くの早いよ。俺は次点。
会場に到着。途中コンビニで買ったサンドイッチを貪り、展示室の机並べやら雑用をやった後、受付開始。この日が一番受付が多いので忙しかったが、初日で慣れていたのと、数が減っている分楽だった。
講習受付も始まっていたのだが、番号が遅い上、特に取りたい講習も無かったので、例の如く展示室に入り浸ることにした。
ここでhanakoさんに「シルゴと話してくれば?」と言われて特攻モードに。いきなり目の前ででかい箱を広げてわけのわからん雑作品を見せられてどう思ったのだろう。とりあえずウデムシを見て「ファンタスティック」とか言ってた気がする。他の外国人も集まってきて「ぼくのかんがえたツル星人(正式名称)」を見て「クールな作品だ」とか「気に入った」と言われる。いやもっと見るものあるだろw
その後展示室に適当に作品を展示する。本当に適当で、札も作らずただ乱雑に置いていく。ここでも人気の「ぼくのかんがえたツル星人」。フクロウより人気あるとか勘弁してくれ。まあ気持ちはわかるけど。
全体会後は予定通り展示室をうろうろ、今回は展示室が二つあった。講習作品、シルゴ作品、コンテスト作品、OUSAコンの植物作品の部屋と、一般展示室だ。その両方を行き来していたら北條さんに呼び止められて監視係に任命されるw腕章をつけながら結局端の机で折り紙折ってる俺。
そんな感じで終了、次は懇親会である。
会場は東洋大での開催なら御馴染みとなった地上16階のスカイホールである。その前に若者は飲み物運びに駆り出され、最初に会場に入ったが、荷物は下に置きっぱなしなのでまた戻ることに。ここでもnao君にはフルで働いてもらう。
懇親会が始まり偉い人たちの挨拶。とりあえず飲み物が飲みたい俺。乾杯の音頭と同時に飲む、ジンジャエールが喉と胃に染みるぜ。さあ、寿司を頂こうじゃないかというところで前川さんが某オリツルサイダーを持ってきて「欲しい人ー」と言っているではないか。しかし手元にはジンジャエール。残りのオリツルサイダーは少ない。仕方ないので一気飲みだ。嗚呼炭酸で咽る、と一人苦しみながらもオリツルサイダーゲット。その味はすごく普通のだった。あまりにも普通であることが逆にすごいぜなどと思いつつ寿司をガツガツ食す。流石新世代の集まるテーブルの寿司はマッハで無くなった。これが若さか。
そんなこんなで懇親会も中盤。さあ、ゲームの時間だ。今回のゲームは伝承折り紙の早折り・・・ってどこかで聞いた覚えが
あああああああ名古屋のトラウマじゃねえか('A`)
しかし今回の俺は違う。あの後必死で伝承折り紙を練習した。ということは一切無いが、テンションで乗り切ってやるぜと思っていた。若手達は15人程なので3チームに分かれて、並んだ対面のチームが相手チームとなる。俺の正面には布施さん。
(´・c_・`)無理だろ常識的に考えて
布施さんの本で昔折り紙やってたけど、まさか戦うことになるとは思わなんだ。
待て、まだお題によってはいけるかもしれない。とにかくお題を聞こうじゃないか。
お題「アジサイ」
ヾヽ'::::::::::::::::::::::::::'', / あ .あ ま ヽ
ヾゝ:::::::::::::::::::::::::::::{ | あ .わ だ |
ヽ::r----―‐;:::::| | わ あ |
ィ:f_、 、_,..,ヽrリ .| あ わ |
L|` "' ' " ´bノ | わ わ |
', 、,.. ,イ ヽ わ わ /
_ト, ‐;:- / トr-、_ \ て /
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とニとヾ_-‐' ∨ i l ' l |<; 天 ヾ,-、_: : : .ヽ
俺の頭の中に浮かぶアジサイ折り。あれは伝承じゃねえだろと脳内で突っ込みを入れる。
少し考えると思い出した。なんだ簡単じゃないか。しかしその5秒ほど後、布施さん完成。
まあ、こんなもんさ
その後ストレートで負ける新世代チーム弱杉。本当に練習してこようかな。
その後はのんびりと折ったり関西のスーパー小学生の久保君をストーキングしたりしていたら懇親会も終了。
さあ、宿だ。
宿まではまた電車で向かい、着いてからは折り紙もせずにまったりモード。折り紙を始めてからは後はひたすらに時間と共に折り続けるのみ。やたらとポケモンでテンションの上がる集団や妖怪に付いて語る集団やシルゴのバイオリンムシに挑戦する人や新作を生み出す人やアニソンを唄いだす馬鹿やミニ川崎ローズを100個折ったのを持ってきた超人の中での折り紙。それぞれがいい顔をしている。kawachoは寝ている。至福の時だ。
俺は途中2:00くらいで一度ダウン。仮眠を取って30分くらいで復活。あとはひたすら折り続け、たぶん4:00~5:00くらいに力尽きた。